2011年04月21日

【原発関連情報】訂正:110409:再臨界の可能性濃厚,関東圏の人も避難の準備を

束原です.

4/9に「ビデオニュース(http://www.videonews.com/)で再臨界の可能性が極めて高いことが指摘され」たため,「関東圏の人も避難の準備を」と本ブログで書きました.
4/16の投稿,「ビデオニュース・ドットコム「福島原発最新状況分析:レベル7でも事態の矮小化に躍起な政府とメディア」」でも,同様の危険性をしてきしたつもりです.
しかし,菊池誠(kikumaco)先生のツィッターによれば,東電は,何人かの学者が再臨界を疑う根拠として上げていた「CL38」の検出について,誤検出であったと訂正したようです.
「Cl38もTe129も「検出限界未満」に訂正されたようです。 http://bit.ly/eCbhjZ Cl38の検出について最初からおかしいと言っていた早野さんが正しかった。Cl38とTe129を「再臨界」を疑う根拠とする説もありましたが、これで完全になくなったということですね」
(菊池誠(kikumaco)先生のツィッターより)

ということで,再臨界の可能性の高まりは,誤報に基づく情報の拡散であったことになります.
記してお詫び申し上げます.

この点について,自分のツィッターでも本ブログでの訂正記事を載せる意志をつぶやいたところ,菊地先生ご本人からご指摘をいただきました.
「ポイントは、Cl38検出があやしいことは核反応の専門家ならわかったはず(であるようだ)、という点にあります。すると、Cl38を根拠として再臨界を議論した人たちは、核反応の専門家としてはどうなんだろう、という疑問。核の専門家以外の人が誤解するのはしかたないですよ」
ということでした.

ということで,今回のことで,我々は,専門家の発言の確からしさを判断することが求められている,ということを痛感した次第です.
また,判断は一人の専門家の発言から引き出してはいけない,とも思いました.
菊地先生のような,専門外の方の発言も踏まえ,慎重に判断していきたいと思います.

ただし,だからといって,再臨界→水素爆発の可能性が完全に否定されたわけではないと思います.
避難の準備をしなくていいとか,そういう問題でもないと思います.
可能性は低くなりはしましたが,誤報があるということは,逆の意味での誤報,つまり,検出されていないと言われていたものが,やはり検出されていた,なんてことがある可能性があるからです.
そこまでいくともう,何を言っても信じられない,となるかもしれません.
しかし,こういう可能性も否定しきれないところに,今の日本はあるんだと思います.

複数の情報源から状況を判断し,緊急時に備えると共に,こうしたぴりぴりの緊張感の中で生活しなければならなくなってしまった,この現状を変えること,そして,将来に向けて変えていくよう働きかけること.
私は,訂正しなければならなくなるのを覚悟の上で,やはり注意を喚起し,何をすべきか,どういう社会を目指すべきかについて,議論を喚起したいと思います.

posted by SUSpoCul at 22:30| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 束原さんの投稿 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。